【スト6】ダイヤ帯で勝てない人にチェックしてほしい項目8選

以前別記事にてプラチナ帯がやりがちなNG行動について解説しましたが、今回は「ダイヤ帯」編です。

といっても、ダイヤ帯はもう上級者!
NG行動というよりも、「今一度チェックして欲しいこと」に関する記事です。
もちろん、ダイヤ帯未満の方が見ても参考になると思います!

・ランク:マスター(MR1550)
・タイプ:クラシック
・キャラ:リュウ
・デバイス:PAD(PS4純正コン)
→背面ボタン追加
・格ゲー歴(スト5のみ)
スト5:ウルブロ〜シルバー
(フリープレイで始めた)

過去作経験者と言っても、スト5の時はプレイ環境の都合でオンラインは全然やってません。

やり込む気もなかったので「遅らせグラップ」等のテクニックも全くやってませんでした。

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マスターへの道チェック項目8選

全部できる必要はありません!
①〜⑧のうち「できてるな〜」って思う項目が多いほどマスター到達が近いです。
逆に、停滞している方は何かしらの弱点がこの項目の中にあると思います。

①地上戦の基本を理解しよう

地上戦は主に「差し」「置き」「差し返し」の3種類と「弾」から構成されています。

「差し」
自分から相手に近づき技を当てる

「置き」
相手が技を当てるために歩いてきたところに技を置く

「差し返し」
相手の技が空振りしたところに技を当てる

キャラの通常技はこの3種類のうちどれかに適した性能に調整されています。

例えば、
・屈中K(以下、中足)であれば「差し」。
・屈中Pであれば「置き」。
・屈大K(以下、大足)であれば「差し返し」。
にそれぞれ適していることが一般的です。

もちろん、屈中Pを差し技のように使うこともできますし、中足を置き技として使うことも可能です。

また、これらの技は三竦みの関係になっており、


「差し」「差し返し」に強い。

「置き」「差し」に強い。

「差し返し」「置き」に強い。


という相性になっています。

加えて、キャラの歩き速度や技の判定の強さ、発生の速さなどが影響し、総合的なキャラの立ち回りの強さが決定されます。

「差し技だけど歩き速度や発生の早さに優れており、置き技に潰されにくい」
→ ex)春麗の中足など

「置き技だけど判定の強さに優れており、差し返しが難しい」
→ex)ルークの屈中P、ジェイミーの立中Kなど

「後ろ歩きが速いキャラは、相手の差し技(中足)に当たりにくい」※1
→春麗、ジェイミーなど


※1
キャラ差はあるが、基本的に歩き速度は「前歩き」>「後ろ歩き」で「前歩き」の方が速い。
歩く際は下段ガードできないため、差し返しを狙い後ろ歩きをした相手に前歩き中足が当たる。
しかし、後ろ歩きが速いと差す側はより深く踏み込まなくてはならなくなる。


上手い人がやたらとウロウロするのは、相手の様子を伺いつつ「差し」「置き」「差し返し」のどれを狙っているか分からないようにするためです。

そして、これら3種類の技全てに勝つ選択肢が「弾」です。

「弾」は、以下の理由から地上戦最強の技となっています。

「差し」で相手が前歩きをしたところにヒットします。
「置き」は置いた技が弾にヒットしてしまいます。
「差し返し」は置き技の空振りを狙うものなので、弾では差し返せません。
このように、地上戦において「弾」は超強い技なのです。

しかし、その代償として、
「1発あたりのダメージが低い」
「飛ばれると大ダメージ」
というリスクがあります。

詳しいことを書こうとするとキリがないため、
「地上戦の構成を理解していると自分の技振りの癖など反省点が的確に見つけやすくなる」
ということだけ覚えておきましょう。

②対空を出そう

①の話に関連した内容です。
①では、「「弾」が地上戦最強の技である」という解説をしました。
その最強の「弾」に対し有効な選択肢が「飛び」です。

加えて、「飛び」は対空技で対応されない限り、簡単に密着かつ有利フレームの状況を作ることができます。

地上戦の「差し」「置き」「差し返し」「弾」は「飛び」に対し無力なのです。

マキ
対空が超重要な理由はまさにここ!

つまり、「対空してこない相手には地上戦をやる必要性が薄い」ということになります。
飛べば簡単に密着有利状況が作れて、こちらが有利な択を相手に仕掛けられるのですから当然ですね。

SNSやYouTubeのコメント欄で、飛びが多い戦術(所謂、バッタ戦術)に批判的な意見を挙げる方をちらほら見かけますが、対空されない限りバッタ戦術は正義です。
というか、「対空しろよ」としか思わないです。
通常技対空でも全く問題ありません。

「対空すること」自体に大きな意味があるのです!

③攻め手を増やそう

ダイヤ帯はもう上級者です。
そのため、相手のレベルも高く、ガードも硬くなります。
攻め手が少ないと相手が慣れてしまい、行動が読まれやすくなりダメージを思うように与えられません。

キャラによって方法は様々ですが、細かい部分で攻め手を増やしていきましょう。

例えば「投げ」、
①普通に投げる
②弱攻撃を一度ガードさせてから投げる
の2つに増やすだけでも成功率が上がります。

また、起き攻めの際に「下段」だけでなく「中段」も混ぜてみましょう。
急に飛んでも良いです。
めくり飛びも試してみましょう。

とにかく、細かい部分・地味な部分で攻めの選択肢を増やすことが大切です。

そして、選択肢を増やす際に「投げ」と「シミー」、「下段」と「中段」、のようになるべく対になるような選択肢を増やしましょう。

対戦相手も人間です。選択肢を増やせば絶対何かしらの攻撃は通ります。

↓私のお気に入りは画面端での中段2段目の持続当て。
リュウの数少ない初見○し技ですw

画面端で、
①弱竜巻→立弱P→鎖骨割り
②中足刀→立弱K→鎖骨割り
の2通りで可能です。(どちらも最速での入力です)

他には「強足刀→弱昇龍→屈弱K→鎖骨割り」などもありますが、こちらはコマンドミスしやすいの要練習です。

ヒット時4F有利のため屈弱Pが繋がり、弱竜巻やOD竜巻へ派生できます。
安全飛びやSA3まで派生できる連携のためリーサルを狙う際にも便利です。

ゆかり
リュウの激強連携です!

④しゃがみガードを徹底しよう

「しゃがみガードを徹底できるか」がマスター帯とダイヤ帯の大きな違い。

「遅らせグラップ」や打撃暴れなど防御行動は様々ですが、基本的に「ストリートファイター」は「しゃがみガード」が最強です。

プラチナ帯以下では「遅らせグラップ」が猛威を奮いますが、ある程度上手くなってくると、
「しゃがみガードって強くね?」
って実感するようになります。

投げに負けますが、投げのダメージなんて大したことないです。
連続して投げられても「投げ数回分」<「打撃1回分」であることも珍しくありません。
連続して投げられることを嫌がり、すぐに「遅らせグラップ」に頼ってしまう人がダイヤ帯で苦戦する方の特徴です。

マキ
「しゃがみガード」は最強の防御だよ

⑤シミーを狙ってみよう

④の内容を含みますが、プラチナ帯以下で「遅らせグラップ」が強いため頼ってしまう方が多いです。
プラチナ帯では「シミー」ができずとも一応ダイヤ帯に上がれますが、ダイヤ帯からマスター帯に上がるには「シミー」も行う必要があります。

「ダイヤ帯=シミーを習得するランク帯」
というイメージが個人的にありますが、結構合っているのではないでしょうか?

大事なことは「シミーを試すこと・見せること」であり、上手く相手の投げ抜けの隙を狩れなくても大丈夫です。

パナしや暴れに勝てる強い選択肢なので、もし釣れなくても大体プラマイ0の状況になるだけというケースが多いです。。
(シミー読みの中足とかはただの読み負けなので気にしなくてOK)

見せるだけでも効果があるので、練習のつもりで挑戦してみましょう。

ゆかり
少しづつ上手くなります

⑥相手のラッシュを止めよう

特にディージェイ戦など生ラッシュが強いキャラと戦う時に大切です。

ある程度反応勝負なところはありますが、私は「間合い」が1番大事だと思います。

「この間合いであれば、この技で止められる!」
という自信を持つことがかなり大切です。
「技が潰されるかも…」
とか考えていると、そもそもボタンが押せません。

最初は怖いかもしれませんが、とにかくボタンを押して感覚を鍛えましょう。

対空と一緒で、「とりあえず入力する」を徹底しないとできるようになりません。

マキ
トレモも有効活用しよう

⑦間合いを意識してみよう

①で解説した「地上戦の基本」や⑥で紹介した「ラッシュ止め」などの理解・対策が深まると、全て「間合い」という結論に辿り着きます。

「安全波動」とかは典型的な間合いのトリックの例ですし、どのようにして自キャラの得意な間合いに持ち込むかのゲームになっていきます。

間合いの重要性に気づけた時、あなたはかなりスト6に詳しくなっているはずです。

⑧相手を分析しよう

自キャラの強みを押し付けるだけではダイヤ帯では苦しくなってきます。
対戦相手も人間です。当然癖はあります。

後ろ下がりが多いなと思ったら「前ステ中足」を試してみる。
直前にシミーを見せたから次の読み合いでは「投げ」を試してみる。
など、相手の思考の隙を上手く突いていきましょう。

ダイヤ帯で苦労する方は行動がワンパターンな傾向があります。

このタイプの方とマッチした際に、
「ここまでこれ1本で頑張ってきたんだろうなぁ」
と容易に想像できました。

ダイヤ帯まで上がってくるくらいですから、ある程度自キャラの操作には慣れてきているはずです。
押し付けばかりではなく、相手と向き合いましょう。

終わりに

今回は「ダイヤ帯で勝てない人にチェックしてほしい項目8選」を紹介しました。

もちろん、これが全てではありません。

ただ、この項目がしっかりと意識できている方ほどマスター帯には到達しやすいことは事実です。

ダイヤ帯の方々、あと少しでマスターです!
絶対に行けます!